米雇用支える「最大投資家」日本州と連携重要に
【この記事のポイント】・日本は2019年、カナダや英国を抜き、世界最大の対米投資国に・昨年から今年、全米10州以上の州知事が来日し、企業を訪問・対米投資のリスクは、企業が米分断の対価を払う可能性 米国は世界で最多の投資を集めている。人口増と技術革新が強みだ。その陰では各州知事が奔走し、企業支援制度を設けて各国の投資をたぐり寄せている。最大の投資家になったのは日本。各地での日本企業の貢献は、仮にトラ…
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農林中央金庫が総額1.2兆円の資本増強を検討していることが18日、わかった。米金利高に伴って含み損を抱える米国債など運用収支が悪化しており、出資者のJAなどと協議に入った。損失処理に伴い2025年3月期は5000億円超の最終赤字に転落する見通しで、巨額の資本増強で財務の健全性を保つ必要があると判断した。 世界的な金利上昇で保有する債券に含み損を抱える構図は3メガバンクも同じだ。3メガバンクが2期…
米ダウ工業株30種平均が17日、史上初めて4万ドルに到達し、米国株は新たな局面を迎えた。原動力は一握りの巨大テクノロジー銘柄だ。圧倒的な投資が収益力向上を経て株価を押し上げ、さらに投資と成長が加速する。残された「その他」大勢の企業との格差は開くばかりだ。好調な株式相場も巨大テックを除けば勢いを欠き、業績も直近では減益に陥る。一極集中のゆがみは強まっている。 広がる巨大テックとの格差 マイクロソフ…